四半世記

感想文ページ(ネタバレあり)

司法試験延期に思うこと(メイン記事無期限更新延期のお知らせ)

前回の日記から2日、緊急事態宣言にあわせて司法試験の延期が発表された。

 

あの東日本大震災でも延期されなかった司法試験、ひょっとしたら強行してしまうんじゃないかと思っていたけれども、無期限の延期という結果に。

いざ延期してしまえばそりゃそうだよね、と思うけれどもこれまで例がなかったわけだし延期が発表されるまでは落ち着かなかった。今も落ち着かない。

 

「可能な限り速やかに」実施時期を公表するということは、公表してあげたい気持ちはあるけれども当分は公表できませんということだ。実施時期が確定するのは緊急事態宣言解除のあとだろう。

 

延期の影響は人それぞれでしょうね。

5月に照準を合わせて準備していたからリズムが崩れるという人もいるだろうし、試験や就職の時期がずれ込むことで蓄えが底をつくという人もいるかもしれない。

あるいは、じっくり基礎を見直す時間ができて僥倖だと思える人もいる、きっとそれなりに多い。

 

私自身はどう思うか。

そもそも5回目の、最後の司法試験を働きながら保険をかけながら受けるのは、思い出作り的な面もある。この試験に人生を賭けているわけではなく、というよりも賭けることができなかった。

だから、ほんとのほんとに心身を削っている人と比べたら受ける影響は少ないだろう。延期された今の感覚では、自分に有利に働いているのではないかとさえ思う。

もちろん普通の受験生とは勉強時間の差が開く一方。だけれども、この試験、というよりほとんどの勝負ごとはマインドゲームだから、心が安定しているというのは大きな武器だから。

 

この延期で受ける悪影響は、ブログのメインである感想文更新が無期限延期になってしまったこと。

凋叶棕の新譜も聞きたいし、松浦理英子の連載も読みたいし、ブログにしたいものは他にもたくさんある。良くも悪くも5月には状況が変わってあれを書こうこれを更新しようと思っていたのに、それが無期限延期。

うん・・・

 

そう考えると心が揺れる。揺れちゃいけないんだけど、揺れる。

こうやって容易に揺れることこそが同じ試験に4回落ちてきた理由なんだけどね。