四半世記

感想文ページ(ネタバレあり)

出願

昨日12月2日に最後の司法試験の出願をしてきた。

 

出願期限ギリギリなのは素で忘れていたというのも少しあるけど、試験場の席が後ろになって出口が近いという狙いもある。

これで出願できてなかったら惨めすぎて面白い。

 

出願するたびに思い出すことがある。

記載情報として住民票コードの番号が必要になるのだけど、コードいりの住民票はマイナンバーカードを使ってコンビニでとることはできないから役所におもむかなければならない。

平日に有休をとって役所に行って発行料を支払うことになる。

必要なのは番号だけなので、複数回受験を意識するならば住民票は手元に保管しておいたほうがいい。けれども、もう二度とこんな手続きをしないと意地を張って毎年出願後に住民票を廃棄していた。

出願時はいつも希望を持っていたのだ。あと5か月のうちに自分の実力は伸びると。

そして次の年に住民票を取りに行く。

 

そんなことを繰り返したことを思い出した。

今年とった住民票はまだ破棄していない。けれども、自ら破棄せずともいつの間にかどこかに紛れて見つけられなくなってしまうかもしれない。